プラントメンテナンス事業｜JFEプロジェクトワン

Plant Maintenance プラントメンテナンス

プラント建設後の日常メンテナンス、SDM（シャットダウンメンテナンス）において、
安定操業、省エネルギー化・合理化・省力化・外面腐食など、お客様の抱える問題を現場経験豊富な設計技師（技術者）と
建設技師（施工管理技術者）が対応することで、問題解決を実現します。

当社の特徴

当社のプラントメンテナンス技術の特徴は、既設プラントのメンテナンス工事・合理化工事・省エネルギー工事・適法化工事などに特化した設計グループをメンテナンス部の中に組織していることです。日常メンテナンス、SDM（シャットダウンメンテナンス）で得たお客様の声や、点検補修技術のノウハウを設計思想へ還元し、プラントメンテナンスを当社の根幹事業と捉えて、積極的な事業展開をしています。
日常メンテナンス

設備稼働中に発生するトラブルに迅速に対応することはもとより、応急・恒久補修と併せて設備改善についての提案をしながら、安定操業に貢献します。
シャットダウンメンテナンス

SDM（シャットダウンメンテナンス）においては、多種多様な設備のメンテナンス技術に精通した技術者が対応し、より安全でより効率的なメンテナンス方法を提案いたします。又、設備の補修においても経験豊富な施工管理者と併せて設計技術者が対応することで、お客様のご要望を的確に捉え、最適な補修方法を提案いたします。

応力解析

応力解析例は配管にかかる熱応力をサーモグラフィーから読み取ったもので、この温度分布から設計疲労寿命を予測します。この事例ではホッパーから粉体輸送をするときにかかるエルボーの曲管部が運転中に局部的に下図のように高温になり、局部熱応力をサーモグラフィーから読み取った温度分布から算出し、その設計疲労寿命を推算したものです。
CUI（コロージョン・アンダー・インシュレーション）

保温材下の外面腐食（CUI）は、老朽化が進む国内の石油精製・化学分野のプラントでは、特に近年になって事故原因のひとつとして大きな問題となっております。
CUIの診断は、対象物の条件により適用できる非破壊検査技術が異なるため、個別の技術だけでは困難と言われています。
当社では、アコースティックエミッション（AE）という欠陥の進行に伴い発生する弾性波に着目し、CUI検査に取り組んでいます。
AE診断はプラント稼働中に測定可能など、幅広い条件下でのCUI検査に適用可能です。