HTS Heat Medium Equipment HTS熱媒体装置

HTS(無機溶融塩の熱媒体)は融点が142℃と高温であり、取り扱いが困難です。
そこで当社では、独自の「水希釈技術」を用いて融点を低下させ、より扱いやすいHTS熱媒体装置を実現しました。(特許登録済)
HTSの使用温度範囲は300~550℃と広範囲にわたります。
⾧年の実績に基づく豊富なノウハウを活かし、お客様のニーズに最適なHTS熱媒体装置をご提案いたします。

HTS熱媒体装置例(外観)

HTS(Heat Transfer Salt)とは

HTSは硝酸塩系溶融塩の熱媒体で、一般的なものは、亜硝酸ナトリウム、硝酸ナトリウム、硝酸カリウムの3種類からなります。
各構成成分は危険物に該当しますが、HTSはブリケット状に加工されているため、危険物の対象外となっています。
HTS (製品名称:LT-1G)製造元:熱交換用・冷却媒体- パーカー熱処理工業

ブリケット状のHTS (製品名称:LT-1G)
(写真ご提供:パーカー熱処理工業株式会社)

水希釈技術について

当社独自の「水希釈技術」により、従来のHTSと比較して、より扱いやすい熱媒体システムを実現しました。
HTSに適量の水(15wt%)を加えることで、融点を142℃から70℃まで大幅に低下させることが可能です。

お問い合わせ先

当社は、高温熱媒体HTS装置の豊富な納入実績とノウハウを活かし、設計・製作から運転指導まで
お客様のニーズに合わせた一貫したサポートを提供いたします。

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