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設計本部 空間設計部
装置配管グループ 主任
大学では流体力学を学び、造船会社に興味がありましたが、OBの方が学校に説明に来られて、プラントも面白そうだなと思い、学校推薦を受けました。プラントは船と同じように大きくて、大勢の人たちと協力して作り上げていく仕事が魅力的に感じました。
主な仕事はプラントで使用する機器の購買設計です。ポンプやファン、大きいものだと大型コンプレッサーやドラムなどがあります。プロセス設計が作った基本設計をもとにどのような機械にするか設計し、機器を選定するのが私たちの仕事です。大型の場合だと現場での据付や試運転の助成に入り、機器に不具合が発生した場合は現場に駆けつけて対応します。国内ではバイオマス発電所や化学プラントの建設プロジェクトに携わりました。海外では北米向け化学プラントの基本設計にも携わりました。
バイオマス発電所建設工事のオイルフラッシングが一番大変でした。大型の発電機やタービンを回す際に必要となる油は、配管を通して供給するのですが、据付の際にほこりなどで汚れてしまうので、そのまま配管に油を通すと機械故障の原因になります。そこで油配管を綺麗にするオイルフラッシングという作業を行います。本体を通さないように仮設のホースを繋いでフィルターを設置し、油を循環させて汚れを落とします。クレーンの配車や仮設品の納入などの計画を立て短期間で作業が完了するように調整しました。
出荷前に工場に行くことがあり、その時もワクワクしますが、現地で自分が設計した機械を据え付けて、いざ試運転で動かそうという瞬間は、もっとワクワクドキドキします。オイルフラッシングの時のように自らが主体となって計画を立てるのは大変ですが、それと同時に自分の力を試せるのでワクワクします。
国内外での化学プラント建設実績が豊富にあり、ノウハウが蓄積されています。新卒・中途社員向けの教育プログラムが整っていて、プラント設計に馴染みがない人でも業務の進め方が身に付きます。シニアエンジニアとして再雇用を受けている方も多く、豊富な経験や知識を共有してくれるので勉強になります。公私ともに相談しやすい環境だと思います。
多くの人にサポートしてもらいながら業務を進めている段階なので、まずは自ら筋道を立てることができるエンジニアになることが目標です。そして機器設計の取りまとめを行うリードエンジニアになり、国内だけでなく海外のプラント建設プロジェクトに関わってみたいです。
出社
メールチェック、部内朝礼、資料作成
ベンダー打合せ
昼休み
議事録作成
PJ Weekly Meeting
客先送付用資料作成
部内終礼
社内調整用資料作成
退社
幕張に住んでおり、ランニングが趣味なので、この辺りの海辺や川沿いをランニングしています。ハーフマラソンに出場することが当面の目標です。